【マレーシア通信No.3】
~ジョホール日本人学校について~
私が勤務しているジョホール日本人学校をご紹介します。
正式名は「在マレーシア日本大使館付属ジョホール日本人学校」です。
現在の児童生徒数は、小学部が64名(男子30名 女子34名)、中学部が25名(男子14名 女子11名)の計89名です。年間約半数が入れ替わります。小学部1年から中学部3年まで、全て1学級です。
私が担任している小学部1年生は、今年度は19名が入学しました。近年に無い大人数でした。しかし、1学期末に2名が日本へ帰り、現在は17名になっています。
授業は全て日本語で行われ、教科書も日本と同じものなので、学校のなかは日本とほとんど変わりません。特色としては英語教育に力を入れており、小学部1年生も週に2時間、英会話を学習しています。能力別に3クラスに分け、少人数で効果的な学習ができています。こちらに住んでいる子は入学前はローカルの幼稚園に通っていたので、ほとんどの子が英語を話します。発音もきれいで、うらやましい限りです。
学校の行事も日本とほとんど同じです。5月末には運動会がありました。10月3日には「ペスタ クラパ」という学習発表会を開催します。今は、その練習の真っ只中です。行事は小中合同なので、9年間の成長を見ることができます。
中学生の頼もしさを日常的に感じることができるのは、素晴らしい体験になるといつも感じています。中学生が声をかけてくれたり、いっしょに遊んだりしてくれるので1年生の子どもたちは中学生が大好きです。このように、子どもたちは仲が良くて、誰とでも協力することができる、心優しい子が多いです。