【マレーシア通信No.9】

 

【マレーシア通信No.9】

~マレーシアの果物~

今回はマレーシアの果物についてお知らせします。

こちらは常夏の国なので、年中同じ果物が収穫できるものと思っていました。しかし、種類によっては限定した時期にしか出回らないものがあるとわかり驚きました。バナナやパイナップルは年中見ることができますが、マンゴーやドリアンは時期が限られています。

赴任して1年目はマンゴーをパサに出かけるたびに買っていました。日本に比べて安く、甘くてとても美味しいです。ドリアンは数十年前に初めて見たときはその形と臭いに驚きました。腐ったような臭いは、とうてい食べ物とは思えませんでした。しかし、こちらで多くのドリアンを目にするようになり、臭いを我慢して食べてみました。

すると、何と美味しいこと!

果肉は甘くて、口触りも柔らかく、一度食べたら病みつきになりました。今はドリアンが大好きです。ただ、残念なことは6,7,8月しか収穫できないことです。場所によっては12月頃も採れるらしいのですが、あまり多くは出回りません。

マレーシアには椰子の木もたくさんあります。道路の並木やコンドミニアムの庭にもたくさん植えてあります。

マンゴー1マンゴー2

また、本校の校歌にも歌われています。(マレー語で椰子のことをクラパと言います。)

♫ ① クラパは空まで伸びて行く

② クラパは風にも負けないよ

③ クラパが勇気をくれるよね

毎年秋に開催する本校の学習発表会は、「ペスタ クラパ」と言います。日本語で「椰子祭」という意味です。果汁はジュースとして飲まれ、それがもっと熟すとクリームのようになります。カレーやデザートによく使われ、濃厚な味になります。

また、葉は編んで籠に、幹の皮は園芸の材料に、幹は木材として利用され、捨てるところがありません。このクラパの皮を図工の時間に活用しました。参観日の親子制作で皮に絵を描いたのですが、みんなとても楽しそうに取り組んでくれました。

作品

他にも、ランブータン、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ等々、たくさんの果物があります。日本の果物もとても美味しいですが、今はマレーシアの果物を堪能したいと思います。

こちらは、パパイヤの木です。
パパイヤ

 

 

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