3月19日(日)いきがい創造センターに於いて、兵庫県立農業高等学校 食品科学科の卒業生3名による『マラウイ共和国の栄養改善』の研究発表と担当先生による『マラウイ共和国のお話し』がありました。お話しの後は、マラウイの主食「シマ」と考案した「シマパン」をみんなで作って食べました。マラウイを知って、マラウイを食した貴重な体験でした。
★「シマパン」と「シマ」を作りました。
「シマパン」の作り方を教わりました。
「シマパン」の材料をこねています。
同時に、手前では「シマ」と一緒に食べる野菜炒め調理中。
こねた「シマパン」を伸ばして切っているところ。
試食中♪ マラウイの味に舌鼓♪
「シマパン」は、オーブンで焼いたものと油で揚げたもの。
【3月19日 講習会を終えての感想】
生徒感想
3年生になってからこのテーマで研究活動に1年間取り組んできました。始めのうちは何をどのようにしたらいいのか分からず、試行錯誤の連続でした。現地で活動している青年海外協力隊の方にアンケート協力していただき、現地でどのようなものが求められているのか知ることが出来きたため、マラウイに行ったことのない私たちでしたが、ここまで研究を続けることが出来ました。その成果発表として、今回このような講習会を開催できたことは本当にうれしく思います。私たちも研究を始めたばかりの頃はシマを美味しくないと感じていましたが、今回の講習会で食べたシマはなんだか美味しく感じました。講習会を開くのは初めてでとても緊張しましたが、私達にとっても充実した1日となりました。これを機会にもっと色々な人にマラウイという国を知ってもらいたいです。
参加者感想文 (9歳から68歳まで)
・食べたいものを食べたいだけ頂けることができるのは幸せです。
・とてもよく調べていて、分かりやすいプレゼンだった。実際にマラウイの主食のシマを食べて、マラウイ文化についても知ることが出来ました。
・まだ世界史を習っていませんが、世界についてもっと知りたくなりました。(12歳の男の子)
・知らないということは損だなぁと思いました。今日参加できて、多くの国に興味を持っていきたいです。
・初めて知ったマラウイという国が少し身近に感じました。
・栄養改善のためのシマパンもマラウイの食文化やコストの面も考慮して作られていて、すごいと思いました。
・今後、継続して活動される内容の発表も聞きたいです。
・日本に居たらマラウイに関する情報はほとんど入って来ません。私自身、友人がマラウイに転勤になるまでは名前しか知りませんでした。今後もマラウイの文化や食をいろんな人に広めていってほしいです。実際に行くのが楽しみになりました。(今年マラウイへ1か月間滞在する予定の参加者)