カメルーン通信

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【カメルーン通信No.30】

【カメルーン通信No.30】 「最後に」  2年半の任期を終え日本に帰国する日がとうとう来ました。この2年半を振り返ると様々なことがあり、振り返りたくないことも多々ありますが、、良い思い出もたくさんあります。このカメルーンが私にとっての初のアフリカであったため、アフリカのイメージがとても大きく変わりました。食べ物がなくて、お金もなく、不幸せで、平原に藁の家に住んでいる。そんなイメージでした…
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【カメルーン通信No.29】

【カメルーン通信No.29】 ~お葬式~  先日、私が一緒に働いているカメルーン人の旦那さんが事故で頭を打ち亡くなりました。そして、その方のお葬式に私も参加させていただきました。私自身、カメルーンでは初の体験でした。式自体にはその村と、近隣の村の人々、権力者、親せきなどが集まっていました。事故などで無くなった場合、それが続かないようにとお祓いのようなこともやっていました。 あまり近くで…
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【カメルーン通信No.28】

【カメルーン通信No.28】 ~ノエル~  12月25日のクリスマスはカメルーンでも特別な日です。先日も私の任地でもクリスマスを祝う祭りが行われました。カメルーン人のほとんどがキリスト教徒ということもあってクリスマスは一大イベントです。クリスマス前の首都と地方を結ぶ道路間では人がごった返し、料金も上がります。そして、お金が入用になり犯罪も増えます、、。私は去年任地で過ごさなかったため、今年…
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【カメルーン通信No.27】

【カメルーン通信No.27】 ~カメルーンでの列車事故~  ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、先日カメルーンのエゼカという地域付近で電車事故が発生し約55名が死亡しました。その日は首都ヤウンデと経済都市のドュアラを結ぶ幹線道路が豪雨で陥没し、この間を行き来する手段は電車しかありませんでした。そのため、別方向に行くはずの車両8両を、ドゥアラ行き9両に追加して、定員オーバー状態電車がヤ…
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【カメルーン通信No.26】

【カメルーン通信No.26】 ~カメルーンの雨事情~ カメルーンには基本的には季節はありません。ずーっと夏のような感じです。ただ、日本とは違って真夏のような暑さはなく、また真冬のような寒さもないので年中を通して比較的過ごしやすい気温が続きます。その代わり、ではありませんが雨季と乾季があります。3月~5月が小雨季、6月~8月が小乾季、9月~11月が大雨季、12月~2月が大乾季といった具合です…
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【カメルーン通信No.25】

【カメルーン通信No.25】 ~新隊員~ 青年海外協力隊の隊員は3ヵ月ごとに新隊員が任国に来ます。つまり3か月経ってしまえばまだまだ新隊員の気分でも必然的に先輩隊員になってしまいます。来る人数は隊次ごとに違い、カメルーンでは1人の時もあれば10人の時もあり、0人というときもあります。そして6月の末に26年度1次隊の8人の大所帯が帰国し、先月の7月に9人という大所帯が到着しました。 第一印…
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【カメルーン通信No.24】

【カメルーン通信No.24】 ~カメルーン食事情 番外編~ 番外編で飲み物です! カジというカメルーン産のビールです。一部の隊員から熱狂的な支持を受けています。基本的にビールは輸入が多いのでカメルーン産は珍しいとの事。カメルーン人=ビールと言ってもいいぐらいなのでアルコールはどこでも手に入ります。エコアジョンですら入ります。「もっと他に仕入れなあかんのあるんちゃうん!?」と思いました…
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【カメルーン通信No.23】

【カメルーン通信No.23】 ~カメルーン食事情~ 今更感もありますがカメルーン人はどんなものを食べているのか、どんなものがあるのかご紹介します。 カメルーンに行く前はアフリカにはどんな食べ物があるのか想像もできませんでした。あまりいいイメージは持っていなかったのは確かです。しかし、カメルーンはアフリカでも恵まれた土地を持っているため食べ物にはあまり困らないという現状があります。村の農作…
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【カメルーン通信No.22】

【カメルーン通信No.22】 ~ペットボトルランプ~ 私がやっている活動の一つにペットボトルランプというものがあります。ペットボトルの中に水を入れて、それを天井に取り付けて太陽の光を使って部屋を明るくするというものです。カメルーンに来た当初、昼間でさえ家が暗いのが気になり、考えた結果活動の一つにすることにしました。 しかし、結論から言うとこれ自体はうまくいきませんでした。部屋は確かに暗い…
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【カメルーン通信No.21】

【カメルーン通信No.21】 ~フェット・デュ・ファム~ 3月8日にカメルーンの祝日「フェット・デュ・ファム」がありました。日本語で言うと「女性の日」という祝日です。元々は女性の権利を守り、女性も活躍できるための社会を目指すと言った祝日です。しかし、基本的にカメルーンでは祝日=お祭りという事で文字通りお祭り騒ぎをします。やることはほとんど変わらないのですが、行進、延々とビールを飲む、延々と…